2017年2月16日 (木)

成  長?

 ”行事が一つ終わるごとに子どもたちはそれぞれに成長する。”それは
この仕事について初めての運動会を終えた時に気づき、大きく感動した
事でした。その事実は今も裏切られてはいません。
 どこが成長しているか?と言えば、子どもたち一人ひとりそれぞれです
が、何かが出来るようになったり、今まで以上に多く、高く飛んだり、回
ったり。目に見えてわかることもしかりですか、一人ひとりが自信をつ
けているというのが一番だと思います。どうしても運動神経の良い子や
ダンスのセンスのある子などが目立ちます。目立たないで、終わる子も
いますが、その子たちこそ、心の成長は大きいと思います。何度もやり
続ける粘り強さや、失敗した時の悔しさ。そして成功した時の達成感等。
 また、大切なのは行事のための準備というより日頃の保育がどう行
われているか?です。日々の中でそれぞれが十分に自己表現ができ、
周りに認められていることが根底に必要です。
 幼児期は特に見えない所の成長が大切です。そこに目を止めていけ
るよう心がけたいですね。

すみません。ウィルスなどの対策のため、コメントを受け付けないように
しました。

2017年2月 3日 (金)

どうしたの?

 朝のホールでAちゃんが泣いていました。聞いてみるとBちゃんに意地悪なことを
言われたらしく、そのBちゃんもそばに居ます。「意地悪なことを言ったの?」と聞くと
「うん。でもごめんねしたよ。」「許してあげられる?」「うん」と言ってまた仲良く遊び
だしました。お友達を泣かせてしまった時に、すぐに謝る事、子どもにとっては難し
い事であり、許すことも難しいと思います。感情が伴わないとすぐに、許すことはで
来ません。相手に泣かれた時も、自分の悪かったところを理解するためには時間
がかかります。幼い今、様々な感情、葛藤、理不尽さに出会いながら、心の中に
しっかりと土台を築いてほしいと思います。でも、謝罪、自分の非を認める事、
相手を赦すことは大人の方が難しいかもしれませんね。

 そして次は壁に顔を伏せているC君。「どうしたの?」と心配して声をかけると、
迷惑そうに、「かくれんぼの鬼しているの‼」すみません。余計な声かけでした。
確かに、泣いているように見えましたが、かくれんぼの鬼でした。すみません。

2017年1月20日 (金)

3学期始まりました

 昨日から3学期が始まりました。今日も全員出席で元気いっぱいの
子どもたち!早速今朝は隣のすずらん公園で雪遊びを楽しみました。
ウェアーの着脱、靴に雪が入らないようにつけるカバー等、園の集団
生活の中では出来るところまでは自分で頑張ってもらいます。最初に
しっかり伝える事で何度か助けるだけでちゃんとできルようになります。
 今日3学期初めての外遊びでしたが、とてもスムーズに自分たちの
支度が出来ていました。ご家庭でも頑張っていることがうかがえました。
ありがとうございました。

 靴カバーを外して、脱いで、ついてる雪を落として、乾かすために
ホールまで持って行くという一連の動作は大人には聞いてすぐに行動
に移せても、いつもと違う動きであり、体の小さな子どもたちにはその
動作から大変なところもあります。それを一人ひとり、丁寧にお教えて
いくには忍耐を要します。私もまだまだ未熟ですから、言葉の使い方が
乱暴になったり、「早く!」を連発したり…理想の優しい先生像にはほ
ど遠い現実があります。

 ドッチボールのようなルールがある遊びを教える時も最初は先生の
言葉ばかりが行き交い、ゲームにならない状況ですが、何度か回を
重ねるうちに形になって行きます。いつも最初は大変ですね。でも
最初を丁寧に伝え、一人ひとりが理解するともう大丈夫。この最初の
関わりをしっかりすることで信頼も深まります。ちょっと言葉も荒くなっ
ても、それが子どものためです。

2017年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます。

新しい年が来ました。2017年にどのような期待をし、希望を持っていますか?この年が祝福豊かな年になるように祈っています。    友達から1ヶ月毎の卓上カレンダーをいただきました。月毎に素敵な写真が付いていますが、その中に必ず私の名前が入っています。空を飛ぶ気球の模様の中、素敵なお家の表札等。最初はちょっと恥ずかしくも思いましたが、見ていくうちに、自分の名前を今まであまり大切にしていなかったことに気づかされました。仕事の上では園長としての顔でいることがほとんどで、忙しくなると家に帰っても仕事の事から解放されないでいることも多く、自分というより、園長でいることが多くありました。このカレンダーを見て、“MICHIYO”という名前を確認し、自分でいることの大切さを思わせられました。ですから忙しい時には特に肩書きのない自分自身でいることを心がけようと思います。自分を大切にしていなければ、本当の意味で相手を、子どもたちを大切にできません。自分のために、周りのために自分を大切にすることはとても大切なことだと思います。

2016年12月20日 (火)

行きて帰りし物語

 私は56歳になった今でもファンタジーが好きです。中でも王道ですが、トールキンが好き
です。冒険に出て行き、また元の所に戻って来る。元の場所はいつもと変わらない日常で、
当たり前で、普通の毎日。でも、帰って来た自分は見た目は変わっていなくても、内面は
変わっています。成長しています。
 子どもたちが幼稚園に来るのも同じです。毎日毎日お母さんのひざ元から幼稚園に来て
お友達と仲良く遊んだり。時には喧嘩をしたり。楽しい事があれば、嫌な思いをすることも
あります。そんな様々な事を経験して帰り行く場所は家族の元。そこで、安心して守られて
また、明日元気に登園。子どもたちにとっては毎日の幼稚園は冒険そのもの。命の危険は
ありませんが、様々な挑戦があり、喧嘩があり、できなくて落ち込む事。そして頑張ってみん
なに褒められること。その繰り返しの中で、人として生きていくための土台を作っていきます。
幼い子を集団の中に入れることはとても勇気がいることで、保護者の方々もそれぞれの葛藤
があるのはわかります。待つ方も心が鍛えられますね。保護者の方がゆったりと自分を待っ
ていてくれるところがあるから安心して冒険に出られます。出て行く方も待つ方も、それぞれに豊かに成長し続ける日々です。
 何も変わっていないような毎日ですが、みえないところでは日々、変化しています。子ども
たちを子どもたち以上に信じてあげてください。子どもたちは私たち大人を過大評価していま
す。必ず、守っていくてくれる。最後まで味方でいてくれる。その期待に応えるのは特別な事
ではありません。「ちゃんと見ているよ。ここにいるよ。」といつもの所で見ていてくれればいい
のです。

 子ども以上に信じるという事は失敗しても大丈夫。できなくても変わらずに愛しているという
事です。過度な期待をかける事ではありません。

2016年11月29日 (火)

共感するという事

 先日、知人から手紙をもらいました。その中にはご主人が肺癌で9月に亡くなられたことが書かれていました。もうすでに時が経っていて、どのような思いでこの期間を過ごしていたのかを思うと、そばに居られなかったことがとても悔しく、申し訳ない思いになりました。そばに居ても何もしてあげられないことはわかっています。でも、辛い時、苦しい時に誰かがともにいてくれることはその時には気づかなくても心強いものです。同時に嬉しい時や喜びの時にも共感してくれ人が居てくれると更に喜びが増します。

 でも、昨今、自分も含めて自分だけで精いっぱいで、相手の思いに気づいてあげられなかったり、気づいても、そこから距離をとってしまう。全ての人の悲しみや苦しみを共感することはできませんが親しい家族や友達のためには自分の出来る範囲で一緒に居てあげることができる人でありたいと思います。励ましの言葉をかけるのはとても難しいです。言葉がなくても、ただ、共にいてあげることでいいと思います。それも難しいです。自分が辛い時に何をしてほしいか?を考えてあげられれば良いのかもしれませんね。

 今年もあと1か月になりました。皆さんそれぞれに大変なことや喜ばしいことがあったと思います。理不尽なことやいまだに納得の出来ない事柄がおありかと思います。でも必ず、いつか、その意味が分かってくる時が来ると信じています。

2016年11月22日 (火)

モチベーション

 今日はもも組(3歳児)のお友達とホットケーキを焼きました。「ぐりとぐら」
の絵本で十分遊んで、今度は自分たちでホットケーキ作り。カステラまで
はいけませんでしたが、子どもたちはとても喜んで、他のクラスにもお裾
分けをしてあげました。

 先日、仕事が遅くなったので、夕食を先生たちに作りました。パンケーキ
を焼きました。メレンゲを粉に混ぜ込み、ふわふわにできました。野菜サラ
ダとハムやスクランブルエッグ、シーチキン。それに園でとれたブルーベリ
ーのジャムに生クリームとあんこ。作りすぎたかな?と思う量を気が付い
たら完食していました。手作りのパンケーキディナー?をおいしく食べた
先生たちは更に仕事に力を入れていました。私はおいしく食べてくれたこ
とに感謝して、また、何かおいしいものつくってあげようと考えています。

 誰かに喜んでもらえると、そのことで自分が嬉しくなり、励まされ、更に
喜んでくれることをしたいと思います。その良い循環は人が成長する上
でとても大切なことだと思います。それができるのが一番身近な家庭教
育です。当たり前のように繰り返される日常ですが、お母さんの作って
くれたお弁当が嬉しくて、勉強を頑張る。部活を頑張る。その姿が嬉しく
てまた、喜ぶお弁当を作ってあげたいと頑張る。(お弁当に限りません)
そのような中で育つと、社会に出た時に、他の人のため、体制のために

仕事ができる。それは自分を励まし力づけます。そうして生活している人
には周りも支え、共感してくれます。幼いうちに家庭内での良い循環の中
で育つ事はその子の人生の豊かさにつながります。そして大人である親
にとっても生きがいとなり、やりがいのある人生となっていきます。当たり
前に過ごしている、日々の中の一つ一つが相手のモチベーションを上げ
て行けるのです。

2016年11月16日 (水)

余裕?

 私はとてもせっかちです。ですから、仕事も早く!早く!と自分を追い立てながら
やってしまいます。このため、いつも余裕がなく、時々、やりすぎて、体と心がバラ
ンスを崩してしまいます。
 ある1日、どうにも疲れてしまい、パソコンにむかったり、細かな事務仕事をするこ
とが出来ない日がありました。なので、その日は絵本の整理をしたり、雑用的なこと
をゆっくりやっていました。その時に”もうぬげない”という絵本にであいました。自分
で服を脱ぎたいけど服が首の所で引っかかってしまい、その状態で困りながらも、色
々今後の事を考えます。でも最後にはお母さんに脱がされてお風呂に入るお話です。
その子の健気な奮闘ぶりがなんともおかしく、そしてとても深い意味合いを隠しながら
展開していく流れは疲れた心を和やかにし、癒してくれました。保育後、打ち合わせの
時に保育者たちにこの絵本を読んであげました。絵本の中身にやはり共感し、とても
楽しんでくれました。そして「人に本を読んでもらうのっていいなあ」と言ってくれました
。何気なく、楽しい絵本だからみんなにも伝えたいと思っただけなのに。読んであげた
ことも先生たちにとって癒しになっていました。絵本は自分で読むよりも読んでもらうも
のだと言います。そして大人こそ、読んでもらう時が必要なんだと思いました。忙しくし
ている人。いつも誰かのお世話をしている人。誰かに絵本を読んでもらうこと。大切で
すね。そして私もその日、いつものように忙しく仕事をしていたら、この絵本にも出会え
ず、先生たちに読んであげようともしなかったと思います。日々の中に余裕を持つ事っ
て大切でね。

”もうぬげない” ヨシタケシンスケ ブロンズ新社

2016年11月 7日 (月)

収穫感謝会

 11月1日に収穫感謝会をしました。お米や野菜など実りの時期です。
私たちの国は四季折々に豊かな食物に恵まれています。でも、世界中
の飢餓人口は8億人。栄養不良で亡くなる子が1分に12人。日本では考
えられない、信じられない人数です。世界中の子どもたちが生まれてき
て良かったと思える世界のために、今私たちができることは何でしょう?
国際飢餓対策機構のスライドやパンフレットを見ながら、自分たちが恵
まれている感謝と共に、世界の現実を子どもたちと一緒に知りました。
遠い国でのでき事ではありますが、自分たちが今できることは何か?
保護者の方々と考える時を持ちました。子どもたちからは「今ご飯があ
ることがありがとう」お母さま方からは「意識せずに食物を捨ててしまって
いること」についての罪悪感など。難しい事ではありますが園児なりに
感じていました。私自身ももっと自覚しつつ、食物について、世界につい
て考えていきたいと思いました。毎日豊かにご飯があるのは当たり前
ではないことに感謝しつつ。

2016年10月18日 (火)

秋の気配

北広島市は今紅葉の真っ盛り。車の運転をしていて、うっかりわき見をしてしまいそうなくらい。でも、秋の深まりと同時進行で冬へも確実に近づいています。どんどん過ぎて行く日々に焦りを感じてしまいます。何の焦りなんでしょう? 今日、4才の男の子が「園長先生、○君がお弁当食べないで、遊んでいたから、先生に怒られてる」と言いに来ました。「先生は何をしたらいい?」と聞くと「ここで聞いていて。また見てくる」 自分が何かしてあげたい。でも、どうしていいかわからない。園長ならなんとかしてくれるかもと来たのかも知れません。3才で入ったころはコミュニケーションをとるのが苦手な子でした。其が友達と先生のために何かしなきゃと行動を起こして来ました。その成長をとてもとてもほほえましく嬉しく思った出来事でした。

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