2018年12月 8日 (土)

クリスマス

 本日は幼稚園のクリスマス会です。キリスト教保育として、クリスマス本来の
意味を子どもたちに伝え、保護者の方々にも伝えることを第一としています。
 とかく、この時期は年末、学期末とも重なり、皆さんが忙しい時期ですね。私
}もいつの間にかクリスマスは一つの行事をこなす思いが強くなっていました。
学期末の仕事、様々な外部とのかかわりなどの中で忙しさに負けて、クリスマ
スの喜びや楽しさを忘れていました。今回おもむろに事務の先生に「クリスマス
の楽しみってなんだった?」と聞いてみました。「プレゼントをもらう楽しみもあっ
たけど、大切な人たちが喜んでくれるプレゼントを選んで贈るのが今でも楽しい」
と言われ、はっと気づきました。私も今でもちゃんと贈り物をしていたのに。忙しさ
にかまけてその喜びを忘れていました。受くるよりも与える方が幸いです。という
言葉もあります。今年のクリスマスは様々なところに喜びを見つけていこうと思い
ます。
 そして今日の天気。1週間前から大雪、吹雪と予報されていました。理事の方々、
教職員みんなでお祈りしていました。昨日は降りましたが、吹雪くことなく迎えられ
そうです。神様ありがとうございます。

2018年11月13日 (火)

こどもたち?

 保育の中で子どもたちと過ごしていくと様々なことが見えてきます。
 今回、私は朝、ホールで子どもたちと遊んでいてアキレス腱を切ってしまいました。
手術をして約2週間後に園に顔を見せると我先にと玄関、職員室に来てくれて、「お
祈りしていたよ」「治って良かったね」「長かかったね」とたくさんの暖かい言葉をいた
だきました。なんて優しい子たちだろう!本当に感謝で嬉しくなりました。
 でも、反面もあります。集団になるとその中の弱い子、何かできない子、自分たち
とちょっと違うところをもっている子などをなぜか、本能的に見つけて、よくない関わ
り方を始めます。集団のなかで、自分がより良い立場にたつため、誰か自分よりも
下に位置する物をつくり、自分が優位に立つことが無意識のうちに働きます。きっと
これがいじめの発端になるのだと思います。誰からも教えられたわけでもなく。とて
も恐ろしいことです。保育者はこのような空気に対して、子どもたち一人ひとりと、ま
た、集団と丁寧な関わりをしながら、指導します。聖書の中には弱さや、病んでいる
ところをことさらに神様は大切にするという個所があります。誰かを下に見なくても、
自分を優位に置かなくてもそのままであなたは高価で尊いとおっしゃって下さる方が
いらっしゃいます。子どもたちは一人ひとり宝物です。それもそれぞれ違います。でき
るところもできないところもそのままで愛されるべき私たち一人ひとりです。幼いこの
時に自分がすでに愛されるかけがえのない存在であることを心と体に刻んで成長し
てほしいと願っています。
                                        高橋 美千代

2018年10月18日 (木)

ピアノコンサート

 本日午前10時半から当園ホールにて”開園40周年記念ピアノコンサート”を
開催しました。ピアニストは北広島在住で、長くドイツで学んでこられた山田陽
子さんです。
 40周年を迎え、開園以来、本当に多くの方々に支えられ、守られて今に至っ
ています。ご迷惑をおかけしたことやお世話になったこと、多くの事が思い出さ
れ、許されつつ今があることを心から感謝しています。
 園児と共に聞かせていただいた曲目を演奏者の山田さんは「神様にお祈りす
る気持ちで聞いてみて」とバッハの”主よ人の望みの喜びよ”。2曲目「エリーゼ
さんを好きなベートーベンさんが作った曲なのに、ちょっと悲しい感じだけどどう
してかな?」と問いかけながら、興味を引きながら演奏してくださり、子どもたち
も聞き入っていました。またショパンの”革命”では「この曲は怒っている曲なん
だよ」と子どもたちが心と体で聞きやすいように解説してくださり、大人の私たち
もわかりやすく聞けました。後半は”ベートーベンの月光””ショパンのノクターン”
”リストの愛の夢”を演奏してくださいました。山田さんの演奏の素晴らしさ、表現
の豊かさに心も体も癒され、感動しました。園のホールは暖かい、恵みでいっぱ
いになりました。皆さんが喜んで帰ってくださったことが何よりでした。本当に快く
引き受けてくださった山田さんに感謝し、これまでご理解ご協力くださった地域の
方々に感謝しています。また、許されれば、このようなコンサートを開ければと願
っています。

                                      高橋 美千代

2018年10月12日 (金)

小学生のお兄さんお姉さん

 今日は小中学校が研修会のためにお休みです。いつも学童で午後から来ている
お兄さんお姉さんたちは朝から幼稚園の子どもたちと一緒に遊んでいます。それぞ
れに各クラスに分かれてもらい一緒に遊んだり、助けてもらったりします。
 朝のホールでは満3歳から小学校4年生まで仲良く遊んでいます。鬼ごっこをして
いるグループはやはり小学生のお兄さんがリーダーとなり、遊びを展開しています。
小さい子に本を読んであげている子や。ままごとをしている子。縄跳びの飛び方をじ
っと見ている子。お互いに刺激になっています。昔はこの光景は地域にいくらでもあ
りました。私もその中で育ってきました。縦のつながりの中、遊び方やルール。けん
かや仲直りの仕方。競い合うこと、引くこと。今は公園に行っても子どもたちの姿があ
まり見られず、残念です。学童を行っているせいで年に何度か朝から小学生も一緒
に過ごすことがあります。お互いに育ちあうことができることがとても良いと考えてい
ます。

                                         高橋 美千代

今日も地震がありました。

 「みんなあ!今地震です。だんごむしになって先生の所に集まってください。」
 朝のホールでそれぞれが自由に遊んでいる中、園長の声がかかると、子ども
たちはどんなに元気に大きな声で遊んでいてもその声を聞き分けて、さっと頭
を抱え、園長や周りの先生たちのもとに集まります。そしてしーんと静まります。
揺れがおさまったところで、点呼をとり、全員の無事を確認します。今朝は9時
14分という朝の時間でした。でも、先日、クラス活動の時におきた地震の時に
もすぐに近くの先生たちの言葉に従い、避難出来ました。
 昨日は意図的に先生たちにも言わず、抜き打ちで避難訓練をしました。打ち
合わせで、その時の反省をし、今日の地震ではその反省のもとにしっかり確認
しながら、落ち着いて行えました。災害の時の周りの大人たちの落ち着きと、的
確な判断が本当に大切であることを通感し、命を守っていることの重責を感じま
す。また、日ごろの子どもたちの生活も大切であることを思わせられます。当園
の子はよく、「話の聞ける子たちですね」と褒められますが、避難時こそそれが
発揮されます。そして大きな声で返事をすること。点呼の大切さを思わせられま
す。北広島市は震度1から2ですが、このところの地震に対して、慣れることなく、
子どもたちの安全を確保するために、具体的なものと心の備えをしっかりしてい
きたいと考えています。

2018年10月 4日 (木)

「生産性がない」という言葉を議員さんがおっしゃって話題になっています。人として生活している私たちに生産性という言葉を当てはめること自体が私には疑問です。人はそれぞれの個性があり、どんな人でも計画をもって生まれてきました。何のために創られ、生かされているかを知らない方々の考える方向は相手を傷つけることを自分の踏み台にするような発言もさせてしまう。目に見える利益や功績、手柄が無ければ価値が無いという考え方は、何十年も前の身分の低いものの人権が認められていない、時と同じ後退した考え方だと思います。キリスト教保育はそれぞれ、一人ひとり、かけがえのない尊い存在であることをこの幼児期に心に刻んでいく保育です。何かが出来たから、価値があるのではなく、何もできない、失敗だらけであってもの、その存在そのものが大切なものであること。利益を求め、その存在に何か価値が無ければ虐げられるのは人として共に生きていくうえで、最も最低な考えだと思います。子どもたちがこの幼児期に自分の存在の尊さ。そして友達の存在の尊さをしっかりと心と体に覚えて育ってほしいと願っています。ですから、その子らしさ、自分らしさをそのままの形で、自信をもって生きていってほしいと思います。また、そうするために保護者の皆様も自分自身に自信をもって子どもたちと関わってください。その自信の根拠はただただ、その子の保護者であるということで十分です。

2018年10月 2日 (火)

震度3

 昨日、保育中に震度3の地震がありました。9月6日以後、子どもたちよりも私たち、
保育者が揺れに対しては敏感になり恐れをもっています。地震後、すぐに職員会義
を開きました。今までも避難訓練として、火災の時、地震の時のマニュアルはしっか
りあって、その訓練も子どもたちと定期的に行っていました。でも、今回の地震を通し
て、もっともっと具体的で、実際的なものが必要であることわかりました。確かに、震
度5の地震が来るとは考えていませんでした。避難訓練について話し合っていたの
で、昨日の震度3の地震は揺れた途端に保育者たちが部屋からそれぞれの確認を
し、速やかにホールの真ん中に集まる。その一連の動作はとても静かでスムーズで
した。災害の時にそれぞれが自分の命を守る行動ができる訓練をする。その一番初
めの訓練は日頃から人の話を聞くということだと考えます。何かあった時にやみくも
に逃げ、騒ぐのではなく、信頼できる人の話を聞くことが習慣となっていてれば、その
あとの行動はスムーズに運びます。かおりの子たちはそういった面では毎日の礼拝
の中でお話を聞き、理解する力は日々、ついて行ってます。昨日の地震は保育中初
めての地震でした。にもかかわらず、しっかりと子どもたちが保育者の話を聞いて行
動できていた姿には感動さえ覚えました。日頃の話を聞くという信頼関係を互いの命
を守るというまず第一の防災として、もこれから更に大切にしていきたいと考えていま
す。
                                          高橋 美千代

2018年9月10日 (月)

大きな地震1

 今日から通常通りに保育がスタートしました。
「会いたかったよー」「怖かったー」と抱き合った子どもたちとの再会
は長い休みあけとはまた、違う感じでした。園児たち全員が無事で
あることはわかっていても、直にその顔を見て、触れ合うことでこん
なに安心できることとは初めての経験でした。
 北広島は停電だけでした。マンションの方は断水の方もおられま
したが。7日金曜日の10時過ぎにやっと電気がつきました。どれだ
け電気に頼っているのか?そして、ここには災害は来ないという思
いがずっとあり、ろくな備えをしていなかったことを反省しました。
自分が困るということは、他の人にも迷惑をかけてしまう。体力もつ
けておく。健康に気を付けなければ、いつもと違うことが起こるとす
ぐに心身共に弱り果ててしまうこと。あの震度5の地震を経験する
だけで恐ろしさのショックは初めての経験でした。この経験を生か
して次に備えていきたいと考えています。ただただ無事な子どもた
ちと会えたのが、一番の幸せでした。

2018年8月24日 (金)

良い事?

 子どもが車道に飛び出しそうに駆け出したので、「走っちゃだめ!」
ととっさに大きな声を出したことがありました。近くにお母さんがいて、
「ほら、怒られたじゃない!」
 Aちゃんがお友達を叱っていました。「そんなことしたら先生に怒ら
れるよ!」
 あれ?それはちょっと違うなあ。誰かに怒られるという基準で良い
事と、悪いことを決めているのは違います。子どもが成長していく時
に様々なことを学び、身に着けていきます。善悪の判断がその子の
良心にしっかりとした基準で身につけてほしいと願います。人は悲し
いことに悪い言葉、ずるい事、うそは誰に教えられなくても見につい
ていきます。その時に正しく道を整えていくためにも大人の役割は重
いものがあります。と書きながら自分自身もそこに立てるように。吟味
しながら。失敗しつつも、あきらめないでいきましょう。

2018年7月26日 (木)

めろんぱんⅡ

 めろんぱんの続きです。
 生活の中はとても便利になりました。今のように携帯電話を持ち歩き、
更にPCの機能まであるなんて私が30代前半には考えもつきませんでし
た。メールが送れて、わからないことはすぐに図書館以上の情報量を持
つインターネットで調べることができる。お洗濯もスイッチ一つで乾かすと
ころまでやってくれる。材料を仕込んでおけば朝にはふっくらパンが出来
ている。便利になり、時間がその分浮いたはずなのに・・・更に忙しい日々
を過ごしています。なぜでしょう?
 先日子どもたちのためにめろんぱんを焼いた時に感じたのは手間と時
間でした。めろんぱんは割合安く手に入ります。でも手間はかかります。
買った方が早くおいしいものが食べられます。でも、手間をかけて大切な
子どもたちのために時間を費やすのはとても楽しく充実した時間でした。
自己満足かもしれません。でも、必ずその手間や苦労は子育てのなか、
子どもたちに伝わっていると信じます。お母様方の毎日のお洗濯(全自動
であっても)お掃除、三度のご飯支度。日々繰り返されていることは一つ一
つ子どもたちに必ず伝わっています。乳幼児期はあっという間に過ぎ、二度
と経験できません。いまを楽しんでください。
 夏休み。成果や、見栄えより一緒に何かをした。遠くまで一緒に歩いた。
自転車で冒険した。など時間と手間のかかった1日が過ごせれば、それが
一番子どもたちにとって楽しい時だと思います。       高橋美千代

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