2018年10月12日 (金)

小学生のお兄さんお姉さん

 今日は小中学校が研修会のためにお休みです。いつも学童で午後から来ている
お兄さんお姉さんたちは朝から幼稚園の子どもたちと一緒に遊んでいます。それぞ
れに各クラスに分かれてもらい一緒に遊んだり、助けてもらったりします。
 朝のホールでは満3歳から小学校4年生まで仲良く遊んでいます。鬼ごっこをして
いるグループはやはり小学生のお兄さんがリーダーとなり、遊びを展開しています。
小さい子に本を読んであげている子や。ままごとをしている子。縄跳びの飛び方をじ
っと見ている子。お互いに刺激になっています。昔はこの光景は地域にいくらでもあ
りました。私もその中で育ってきました。縦のつながりの中、遊び方やルール。けん
かや仲直りの仕方。競い合うこと、引くこと。今は公園に行っても子どもたちの姿があ
まり見られず、残念です。学童を行っているせいで年に何度か朝から小学生も一緒
に過ごすことがあります。お互いに育ちあうことができることがとても良いと考えてい
ます。

                                         高橋 美千代

今日も地震がありました。

 「みんなあ!今地震です。だんごむしになって先生の所に集まってください。」
 朝のホールでそれぞれが自由に遊んでいる中、園長の声がかかると、子ども
たちはどんなに元気に大きな声で遊んでいてもその声を聞き分けて、さっと頭
を抱え、園長や周りの先生たちのもとに集まります。そしてしーんと静まります。
揺れがおさまったところで、点呼をとり、全員の無事を確認します。今朝は9時
14分という朝の時間でした。でも、先日、クラス活動の時におきた地震の時に
もすぐに近くの先生たちの言葉に従い、避難出来ました。
 昨日は意図的に先生たちにも言わず、抜き打ちで避難訓練をしました。打ち
合わせで、その時の反省をし、今日の地震ではその反省のもとにしっかり確認
しながら、落ち着いて行えました。災害の時の周りの大人たちの落ち着きと、的
確な判断が本当に大切であることを通感し、命を守っていることの重責を感じま
す。また、日ごろの子どもたちの生活も大切であることを思わせられます。当園
の子はよく、「話の聞ける子たちですね」と褒められますが、避難時こそそれが
発揮されます。そして大きな声で返事をすること。点呼の大切さを思わせられま
す。北広島市は震度1から2ですが、このところの地震に対して、慣れることなく、
子どもたちの安全を確保するために、具体的なものと心の備えをしっかりしてい
きたいと考えています。

2018年10月 4日 (木)

「生産性がない」という言葉を議員さんがおっしゃって話題になっています。人として生活している私たちに生産性という言葉を当てはめること自体が私には疑問です。人はそれぞれの個性があり、どんな人でも計画をもって生まれてきました。何のために創られ、生かされているかを知らない方々の考える方向は相手を傷つけることを自分の踏み台にするような発言もさせてしまう。目に見える利益や功績、手柄が無ければ価値が無いという考え方は、何十年も前の身分の低いものの人権が認められていない、時と同じ後退した考え方だと思います。キリスト教保育はそれぞれ、一人ひとり、かけがえのない尊い存在であることをこの幼児期に心に刻んでいく保育です。何かが出来たから、価値があるのではなく、何もできない、失敗だらけであってもの、その存在そのものが大切なものであること。利益を求め、その存在に何か価値が無ければ虐げられるのは人として共に生きていくうえで、最も最低な考えだと思います。子どもたちがこの幼児期に自分の存在の尊さ。そして友達の存在の尊さをしっかりと心と体に覚えて育ってほしいと願っています。ですから、その子らしさ、自分らしさをそのままの形で、自信をもって生きていってほしいと思います。また、そうするために保護者の皆様も自分自身に自信をもって子どもたちと関わってください。その自信の根拠はただただ、その子の保護者であるということで十分です。

2018年10月 2日 (火)

震度3

 昨日、保育中に震度3の地震がありました。9月6日以後、子どもたちよりも私たち、
保育者が揺れに対しては敏感になり恐れをもっています。地震後、すぐに職員会義
を開きました。今までも避難訓練として、火災の時、地震の時のマニュアルはしっか
りあって、その訓練も子どもたちと定期的に行っていました。でも、今回の地震を通し
て、もっともっと具体的で、実際的なものが必要であることわかりました。確かに、震
度5の地震が来るとは考えていませんでした。避難訓練について話し合っていたの
で、昨日の震度3の地震は揺れた途端に保育者たちが部屋からそれぞれの確認を
し、速やかにホールの真ん中に集まる。その一連の動作はとても静かでスムーズで
した。災害の時にそれぞれが自分の命を守る行動ができる訓練をする。その一番初
めの訓練は日頃から人の話を聞くということだと考えます。何かあった時にやみくも
に逃げ、騒ぐのではなく、信頼できる人の話を聞くことが習慣となっていてれば、その
あとの行動はスムーズに運びます。かおりの子たちはそういった面では毎日の礼拝
の中でお話を聞き、理解する力は日々、ついて行ってます。昨日の地震は保育中初
めての地震でした。にもかかわらず、しっかりと子どもたちが保育者の話を聞いて行
動できていた姿には感動さえ覚えました。日頃の話を聞くという信頼関係を互いの命
を守るというまず第一の防災として、もこれから更に大切にしていきたいと考えていま
す。
                                          高橋 美千代

2018年9月10日 (月)

大きな地震1

 今日から通常通りに保育がスタートしました。
「会いたかったよー」「怖かったー」と抱き合った子どもたちとの再会
は長い休みあけとはまた、違う感じでした。園児たち全員が無事で
あることはわかっていても、直にその顔を見て、触れ合うことでこん
なに安心できることとは初めての経験でした。
 北広島は停電だけでした。マンションの方は断水の方もおられま
したが。7日金曜日の10時過ぎにやっと電気がつきました。どれだ
け電気に頼っているのか?そして、ここには災害は来ないという思
いがずっとあり、ろくな備えをしていなかったことを反省しました。
自分が困るということは、他の人にも迷惑をかけてしまう。体力もつ
けておく。健康に気を付けなければ、いつもと違うことが起こるとす
ぐに心身共に弱り果ててしまうこと。あの震度5の地震を経験する
だけで恐ろしさのショックは初めての経験でした。この経験を生か
して次に備えていきたいと考えています。ただただ無事な子どもた
ちと会えたのが、一番の幸せでした。

2018年8月24日 (金)

良い事?

 子どもが車道に飛び出しそうに駆け出したので、「走っちゃだめ!」
ととっさに大きな声を出したことがありました。近くにお母さんがいて、
「ほら、怒られたじゃない!」
 Aちゃんがお友達を叱っていました。「そんなことしたら先生に怒ら
れるよ!」
 あれ?それはちょっと違うなあ。誰かに怒られるという基準で良い
事と、悪いことを決めているのは違います。子どもが成長していく時
に様々なことを学び、身に着けていきます。善悪の判断がその子の
良心にしっかりとした基準で身につけてほしいと願います。人は悲し
いことに悪い言葉、ずるい事、うそは誰に教えられなくても見につい
ていきます。その時に正しく道を整えていくためにも大人の役割は重
いものがあります。と書きながら自分自身もそこに立てるように。吟味
しながら。失敗しつつも、あきらめないでいきましょう。

2018年7月26日 (木)

めろんぱんⅡ

 めろんぱんの続きです。
 生活の中はとても便利になりました。今のように携帯電話を持ち歩き、
更にPCの機能まであるなんて私が30代前半には考えもつきませんでし
た。メールが送れて、わからないことはすぐに図書館以上の情報量を持
つインターネットで調べることができる。お洗濯もスイッチ一つで乾かすと
ころまでやってくれる。材料を仕込んでおけば朝にはふっくらパンが出来
ている。便利になり、時間がその分浮いたはずなのに・・・更に忙しい日々
を過ごしています。なぜでしょう?
 先日子どもたちのためにめろんぱんを焼いた時に感じたのは手間と時
間でした。めろんぱんは割合安く手に入ります。でも手間はかかります。
買った方が早くおいしいものが食べられます。でも、手間をかけて大切な
子どもたちのために時間を費やすのはとても楽しく充実した時間でした。
自己満足かもしれません。でも、必ずその手間や苦労は子育てのなか、
子どもたちに伝わっていると信じます。お母様方の毎日のお洗濯(全自動
であっても)お掃除、三度のご飯支度。日々繰り返されていることは一つ一
つ子どもたちに必ず伝わっています。乳幼児期はあっという間に過ぎ、二度
と経験できません。いまを楽しんでください。
 夏休み。成果や、見栄えより一緒に何かをした。遠くまで一緒に歩いた。
自転車で冒険した。など時間と手間のかかった1日が過ごせれば、それが
一番子どもたちにとって楽しい時だと思います。       高橋美千代

2018年7月13日 (金)

めろんぱんⅠ

 今日はお泊り会です。お泊り会の朝食は園長の手作りパンです。
塩パン、黒糖パン、ウィンナーパンを焼きますが、ウィンナーパンは
子どもたちと成形します。子どもたちはお泊り会事態が楽しみなの
で、準備からテンション高めです。その朝、台所にいる私が何をして
いるか、興味津々で見ていたAちゃん、B君、Cちゃん。その3人に「内
緒だよ。絶対に誰にも言わないでね。お泊り会の朝にはメロンパンも
あるんだよ!内緒だよ。」と言うと「わ~い!わかった!」と3人の子た
ちが言ったあと、Dちゃんが来ました。さっそく「Dちゃん!お泊り会に
メロンパンもあるんだよ!」と教えていました。あまりにも早い展開に
おかしくなりました。逆に伝わっていいと思いつつ、内緒だよとは言っ
たのですが。嬉しいことはみんなに早く伝えたいのは子どもも大人も
同じですね。

2018年6月22日 (金)

ブロック遊び

 5歳のA君は1番バスで到着し、大好きなブロックで遊び始めました。
まだ子どもたちがそろっていないので、たくさんのブロックを使っています。
そこへ4歳のB君たちが来てそのブロックを貸してと言いますが、貸してあ
げません。何日か続いた中で、「A君、小さい子たちもこのブロック使いた
いんだよ。貸してあげられるとみんなも楽しんで遊べるんだけどなあ」と言
ってそこを離れ、少したって行ってみるとA君は全部のブロックを他の子に
貸していました。そのことを「すごいねー。A君!さすが!お兄さんだね!」
と褒めると、ブロックを全部化してしまってちょっと後悔していたA君の心は
褒められたことの方が嬉しくて、次の遊びの中でどんどんお友達と積極的
に遊びを展開していました。
 友達の分まで使って自分の好きなように遊んでいるときよりも、少し我慢
ができたこと、認められたことが自信となっていったのだと思います。全て
がそろって自分の好きなようにできるより、不足の中で、我慢すること、相
手を思いやることを学び、大人になっていくことの方が、嬉しいものである
こと。A君は今日大切なことを得ることが出来ました。
                                  高橋 美千代

2018年6月15日 (金)

少年犯罪

 毎日のように残虐な犯罪が報道されています。インターネットで知り合った者たち
が殺人や自殺を計画したり。殺人などの凶悪犯罪が低年齢化してきています。その
犯罪を防ぐために極刑や刑罰を重くすることを望む声も大きく取り上げられています。
犯罪に対しての刑罰は必要です。でも、できれば犯罪者にならない育て方、教育を
切に願い研究したいと考えます。犯罪者たちを調べていると、ほとんどの方々に「愛
着障がい」が見られるとあります。愛着障がいとは母親をはじめとする養育者に愛情
深い関係が何らかの理由(虐待、死別等)で形成されず、情緒や対人関係に問題があ
ることです。家族の中で普通に育つことが困難な時代になってきたのでしょうか?今目
の前にいる子どもたち、家族と優しく労りあい、時にはけんかやもめごとがありながら
も、共に暮らしていく。その普通の生活が当たり前ではない幸せと感じること?愛は教
育しないと育たないとある大学教授がお話ししていました。愛の教育はまず、家庭の中
にあります。いつくしんで子どもたちを育てていくこと。この当たり前のことが守られてい
くことを願い、また、お手伝いしたいと切望しています。

                                   高橋 美千代

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