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2019年1月22日 (火)

キリスト教保育

 「ここでこの本読んでいい?この絵本大好きなんだ」と年長のIちゃんが職員室に来て、
ソファーに座りました。たどたどしく声を出して読んでいる絵本は「十字架への道」です。
聖書に書かれているイエスキリストの十字架の場面の絵本でした。絵本とはいっても
内容は幼児期の子には難しいものです。「どうしてイエス様は死んだの?」と聞くIちゃ
ん。「みんなの罪のために十字架にかかられたんだよ。でも死んだままではなくよみが
えられたんだよ」
 罪、死、よみがえり。どの言葉も幼児には難しくすぐには理解できないものです。でも
その子の「この絵本好きのなの」と持ってきた背景には絵本の正確な内容というより
も、いつも聞いているイエス様のお話。そこには愛があふれ、暖かな空気を感じてい
る。当園は祈りで始まり祈りで終わります。自分の力以外に支えてくれるものがある
ことを感性でとらえていく中、内容はわからなくても、心には落ち着くところがある
のだと感じます。
 幼児教育は何かを教え込んだり、何かができるまで訓練することよりも、自分が受
け止め支えられている。失敗してもできないことがあっても存在していていい。その
子自身の存在が尊いのだということを心と体でしっかり感じ取っていくことが大事で
す。キリスト教保育はまさにその一人ひとりの存在を認めていく保育です。

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